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Q1:
私(お母さん)が新型インフルエンザに感染した場合でも、赤ちゃんに母乳をあげていいのでしょうか?
A1:
お母さんが新型インフルエンザに感染しても、母乳育児を続けましょう。母乳は様々な方法で赤ちゃんを感染から守ります。
なぜなら、母乳にはたくさんの感染防御因子 (赤ちゃんを感染から守る細胞や免疫物質)が含まれているからです。
お母さんが新型インフルエンザにかかったときの免疫反応についてはまだ十分には解明されていませんが、一般的に、お母さんの体で作られた抗体(病原体とたたかうための免疫物質)が母乳を通して赤ちゃんに移行し、赤ちゃんを守る働きをします(6)。また、母乳には抗体以外の感染防御因子がたくさん含まれていて、赤ちゃんの鼻、のど、腸の粘膜などで細菌やウイルスの侵入をブロックしているので、ウイルスが赤ちゃんの体に入ることを防ぐ働きが期待できます。母乳を中断してしまうと、赤ちゃんはこれらの大切なものを母乳から受け取ることができなくなります。(「母乳育児Q&A・季節性インフルエンザ」(2)を参照)
このような理由から、お母さんが新型インフルエンザにかかってしまった場合でも、母乳を飲ませ続けたほうが赤ちゃんが感染しにくく、感染しても軽症ですむ可能性が十分あると考えられています。さらに、母乳には赤ちゃんの 「免疫システム(体を病原体などから守る機構)」を発達させる因子も含まれるため、母乳は赤ちゃん自身が病気と闘う力をつけていく助けになるでしょう。
また、新型インフルエンザが母乳を通じて赤ちゃんへ感染する可能性はまずないであろうと現段階では考えられています。
そして、お母さんが抗インフルエンザ薬や解熱剤などを使用していても母乳をあげることができます(後述)。
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